年末死にかけてたお母さんが生き返りました。

 

一番ひどいときは一日中ずっと寝ぼけてる状態で、電話しても途中から「あうーあうーあー」しか話せなくなったりしてたのですが、数値も良くなり、夜に眠るために処方された安定剤が効きすぎてただけみたいで、昨日退院して今はそのギャップが怖いくらい元気に喋ってます。

 

とはいえ、お母さんが糖尿病性腎症で日常生活を送りながらも透析が必要な状態であることに変わりはないし、いつどんな連絡が来ることも自分は想定しておく必要があります。

 

今回、一時的とはいえ、お母さんが死ぬ直前みたいな状態になるのを疑似体験して、いろいろ考えたのですが、やっぱり家族より大事なものはこの世に存在しないと思います。

 

「母親がこんな状態なのに、東京で日の当たらない小さな部屋で仕事して、いったい何の意味があるのだろう」

 

場合によってはいろんなことを辞めることも頭をよぎりました。

 

結婚すれば、子どもが生まれれば、同じような思いを抱く"家族"が広島以外にも誕生するのでしょうが、今の僕の家族は全員広島にいます。

 

そんななか、誰とも会わずにリモート勤務で東京にいる理由もメリットも僕には感じられません。

 

広島は厳しいにせよ、少なくとも何かあったときにすぐに帰れる関西での勤務が出来ないか、上の人に相談してみようと思います。

 

期待しすぎない程度に期待して来た東京でしたが、僕には縁がないようでした。