東京の風、未来の記憶

最近、未来のことを考える

 

例えば年老いた自分が夕日の沈む瀬戸内海を見つめて流す涙とか、例えば自分が死ぬ日の空の色とか

 

どこまで当たるかわからないけど、僕がこの世界を去る日が来ることはおそらく当たるだろう

 

その日から遡ったとき、こんなに苦しい今の仕事も、ガスコンロで真っ黒に焦がしたパンも、それはそれで愛しくてたまらないものなのだと思う

 

 

今の仕事を1年やってみて、しんどいし、もう飽きたので次の仕事がしたいと思っている

 

結果を出さずにいってるならダサいけど、恋愛禁止で36協定ギリギリまで仕事して結果も出してるので、むしろ自分以外の人間がこの環境でこの仕事をやったらどうなるのかを見てみたい気持ちもある

 

次の仕事でやりたいこと、行きたい部署も決まっていて、上には伝えている

 

元々が「東京でスケールの大きいかっこいい仕事がしたい」という青臭い目的で転職したので、いつになるかはわからないけど、希望通り新規事業を自由に企画できる業務に就けたら、それは自分の望むサラリーマンとして一つの目的地に到着したといえると思う

 

現在とは、想像した未来に向かって景色が移り変わるものだと思うので、未来の記憶を忘れないように、しっかりと頭に焼き付ける

 

 

話は変わって友人との一軒家生活が始まって一ヶ月が経過した

 

1階2階で環境が分かれた上で、夕食時や週末にはコミュニケーションもとって、想像以上にリラックスして生活できている

 

むしろ今までの11ヶ月がいかに劣悪なウサギ小屋で生活していたかがわかった

 

玄関と浴室は広く、個人の空間は独立した上で家の中を歩き回れるスペースがあり、話をしたいときに話して食事のできる相手のいることがこんなに精神的に良いとは

 

友人の仕事の関係で、個人的には一生行くことのないシティな街のオシャレすぎるカフェに行ったり、ポップなカルチャーを感じる印刷所に行ったり、一日店長のイベントで友人のファンの若い世代の子たちと楽しく交流したり、まさに東京の風を感じている

 

毎日22時過ぎても残業している今の状況が変われば、平日のアフター5も含めてもっと楽しくなると思う

 

大阪で愛する人と穏やかな日常を過ごす夢は破れたものの、今も愛を除けばそれなりに幸せなのかもしれない

 

なのでちょっと悩んでいたけれど、ここまでの記録をセーブしました。心のなかで

 

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