2020年、年の瀬、持病のある母が入院していて、2割くらいは覚悟してます。
人はいずれ死ぬし、抗うことのできないことは世の中にあるけども、自分は母を心の底から愛しているので、いずれそのときが来たとき、それに向き合って耐えられるか、少し怖い気持ちはあります。
人間が人生の設計図を予め作ってから生まれてくるのであれば、今回の自分の目的は、「母に愛されること」だったのかもしれません。それくらい全力で愛されているし、僕も愛していると胸を張っていえます。
もしかしたら、母の愛を全力で受け止め続けた結果、外の世界に求める愛の純度も高くなってしまい、こういう32年になったのかもしれません。でもそこに悔いはありません。
自分も含めてあまりにも業の深い人間ですが、次の人生でも母の魂と一緒ならば、また生まれてもいいかなと少し思っています。
自分の寿命を母親に渡せるのであれば、あと8年くらいは渡したいし、誰に笑われても、気持ち悪がられても、そんなのどうでもいいくらい、僕と母は強い絆で結ばれている自信と安心があります。
母は常々僕に「もっともっと幸せになってね」といいますが、最近その答えが見つかりました。
僕は母のもとに生まれた時点で、世界で一番幸せな子どもなのだと思います。